ローラーの分類
ローラーは、大別して繊維の織り方で2種類、繊維の種類で2種類。
4つの分類に分けることができます。
1.織り方
ハイパイル(綿状) | |
糸状の繊維が複雑に絡み合って、いわば綿状になっている織り型です。 含みの良さ、扱いの点でいままでのローラーの主力になっています。 |
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織物(より糸) | |
縦横に交差する織物の目から糸が毛状に立ち上がり、それをより合わせている織り方です。 無泡ローラーなどにもつかわれている織り型で、泡をかまず毛抜けも少ない、仕上がりのきれいな織り型です。 |
2.繊維
アクリル | |
溶剤に強く、耐薬品性にも優れています。水分については良く含み、繊維自体は、ポリエステルに比べて強度はありません。 | |
ポリエステル | |
耐溶剤、耐薬品性に優れ水は含みにくいですが、油性・溶剤は良く含みます。繊維の強度はアクリルの3倍ほどあり毛抜け毛切れが少なく耐久性があります。 |
※ローラーに使用する繊維は、主にこの2種類とナイロンなどがありますが、どのローラーも100%アクリルということはなく、混毛されているケースがほとんどです。主に何がしめているかということになります。
繊維と織形 | 特徴 | 代表的なローラー |
アクリルでハイパイル | 水性塗料に適する。含みが良い。 | B |
アクリルで織物 | 水性塗料に適する。泡が出にくい。毛抜けが少ない。 | ホワイトベア |
ポリエステルでハイパイル | 油性、溶剤塗料に適する。毛切れがすくない。含みが良い。 | うぐいす |
ポリエステルで織物 | 油性、溶剤塗料に適する。毛切れ、毛抜けが少ない。泡が出にくい。 | AOZORA |
テスト塗りでの結果
ビルデックに適するローラー AOZORA
ケンエースに適するローラー ホワイトベア
ファインウレタンに適するローラー ウレタンくん
大塚刷毛製造株式会社